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ストレスを感じないように条件付ける [ストレスを軽減する]



こんにちは。


イワン・パブロフは
「パブロフの犬」の実験で
有名な生理学者です。


パブロフは、
次のような実験を
行いました。


・犬に「ベルの音」を聴かせる


・その後、エサを与える
(犬はエサを食べながら唾液を出す)


・「ベルの音」→「エサを与える」を繰り返す


・やがて犬は、
「ベルを聴いただけで唾液を出す」ようになる


実験を繰り返すうちに、この犬は
「ベルを聴く」=「唾液を出す」(エサをもらえる)と
「条件付け」されたのです。


条件付けは、
何も特別な事ではありません。


私たちは日常生活において、
無意識のうちにさまざまな
条件付けをしています。


信号が青になれば渡る、赤なら止まるのも
条件付け(ルール)されているからなのです。


個人では、朝ドラを観終わったら
仕事場へ出かけるなども
条件付けになりますね。


私は大学時代に
学習塾のアルバイトをしていました。


一人の中学3年の男子が
印象に残っています。


その男子は、どんなに学校で嫌な事があっても、
勉強する気が起きなくても、阪神タイガースの応援歌
六甲おろしを聴いて(歌って)いました。


すると、すっかり元気を取り戻し、
イキイキと勉強を始めるのです。


この男子のプログラムは、
「六甲おろしを聴く」=「元気になる」と、
プラスに条件付けされていたのでしょう。


ところが、2席開いた男子は巨人ファン。


六甲おろしに「うるさい!」と
怒鳴りました。


この男子にとって六甲おろしは、
マイナスの条件付けになっていました。


この二人も、ある条件を与えられた事で、
その条件にともなった感情(行動)が自動的に
表われるようになったと考える事が出来ます。


ということは、六甲おろしの中学生のように
自分に有利に働くように条件付けをして、ポジティブな
感情を引き出せるようにすれば良いわけです。


「身体のコントロール」
「ビジュアルのコントロール」
「言葉のコントロール」


この3つの手法を条件付けに応用すれば、
必要な時に必要な感情を呼び出す事が
出来るようになります。


後述では、条件付け3ステップを
お伝えさせて頂きます。


最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


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コメント 1

yossy

長男だから実家を何とかしないとって思うのも条件付けの一つですね^^;いろいろ悩むことが多くて・・・
by yossy (2017-01-11 12:49) 

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